1.
審査の方向性と考え方について
・軽音楽部の大会は部活動の延長線上にあるため、部活動として本番までにメンバー全員で何を積み上げてきたか、
全員で良いステージを作れたかを主な審査の対象とする。
・全体を重視し、全員で同じ目標に向かっていたかという「チームワーク」や「チームプレー」を審査する。
・当日のステージの完成度のみで審査する。過去との対比で審査や評価をしない。
2.
審査項目について
合奏力
その楽曲を「演奏する」ために必要なことをメンバー全員で、どれだけ突き詰めて練習してきたか。また、披露できていたかを審査する。単純に個々の技術を評価するわけではない。
①テクニック
メンバー全員が、その楽曲を演奏するための技術をどれだけ習得していたか。
②リズム理解
メンバー全員が、その楽曲を演奏するためのリズム(テンポ、グルーヴなどを含む)をどれだけ理解していたか。共有、及び披露できていたか。
③セオリー
メンバー全員が、その楽曲を演奏するための音楽的知識をどれだけ習得していたか。共有、及び演奏できていたか。
表現力
その楽曲を「表現する」ために必要なことをメンバー全員で、どれだけ突き詰めて練習してきたか。また、披露できていたかを審査する。
①イメージ共有
メンバー全員が、その楽曲の歌詞や世界観、感情、ダイナミクスをどれだけ理解し、共有して、どれだけ独自性を出しながら演奏できていたか。表情やステージングなどで演出し、表現できていたか。
②バランス
ステージ上でメンバー同士が連携を取りながら演奏できていたか。各パートの音量や音色、音の定位、音域などのバランスが取れていたか。
3.
演奏の中止/失格について
以下の際は演奏の中止、または失格になる場合がある。
①危険な行為を行った場合。
②誹謗中傷や暴言など、部活動にそぐわない発言等があった場合。
③演奏時間の超過をはじめ、実施要項記載のルールを順守しなかった場合。
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